「防災訓練や、町内会。地域行事は面倒くさい」
など、ググると特に若者のネガティブな意見が目立ちますが、なぜ地域活動に参画するのか。「個人の時代」と言われるようになって久しいですが、ラグビーW杯を観て思うように、チーム(地域)を改めて考え直すフェーズだと思っています。
今日は、梅ノ辻町内会と竹島町内会の餅つき梯子です。
潮江地区は、いわゆる「絆」が機能している地域コミュニティ力が高い地域です。赤ちゃんから、御年配の方々までワンチームです。
高知市広報「あかるいまち」(2020年1月号)特集にある、令和元年度市民意識調査の結果報告「みんなはどう思っている?高知市のこと」では、地域活動に「まったく参加しない」「あまり参加しない」方が5割以上となり、前回調査より2.5ポイント増加したと報告がありました。
理由として「面倒くさい」「忙しい」などの声が多く、人間関係の希薄化が進んでいることが推察できます。
私は、日頃から、地域住民が主体となって、交流を深めていくことは大切であると考えています。
なぜなら、私はこれまで数々の災害復興ボランティアに参加をさせていただきましたが、特に災害時には地域間の助け合いが絶対に必要であることを何度も実感しました。
子育て支援や地域防犯、高齢者の方の孤独死等の生活課題でも、家族・友人・地域・仲間など、個人的な関係性を持つ人間同士が助け合い、それぞれが抱える課題をお互いが解決し合う力が重要です。
親しいお茶飲み仲間づくりや、子どもたちを地域社会全体で育てていく。ソフトボールやスカッシュバレーで、コミュニケーションをとりながら楽しく健康を管理していく。そのことが様々な生活課題の解決に役立っています。
潮江地区の若いお父さんたちは、「子どもが行方不明になっても、潮江橋を越えんかったら、地域のネットワークですぐに見つけることができる」と口を揃えて言います。(なんとも頼もしい)
普段から住民同士、顔の見えるお付き合いをしているからこそ、有事の際には「絆」がフルにいかされる。これは凄い絆力です。
市長は、少子化、高齢化が進むなかで、共に支え合いながら生きる共生社会の構築を目指すと言っていますが、潮江の地域では、既に目指すべき姿のモデルが構築されている地域が沢山あります。
「個人の時代」と言われて久しいですが、私はこれからも地域活動に積極的に参加させていただき、若者たちにチーム(地域)の魅力を伝えていきたいと思います。
さらに、潮江地区の素晴らしい地域活動を議会で共有することによって、本市発展に貢献していきたいと考えております。
梅ノ辻町内会、竹島町内会、地域の皆さん、本日はお疲れ様でした。
つきたてのお餅が美味しすぎて、食べすぎました笑