高知市議会議員甲木良作 令和3年度3月議会 市政報告②

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おはようございます!日曜日ですが、高知市横浜から市政報告をさせていただきました。以下、その内容(要旨)を報告致します。
【Q.高知市型共生社会について②】
 潮江地区では,子どもたちや地域住民が楽しみにしている活動を何かできないか。今だからこそ,地域でできることにチャレンジをすると,「土佐っこの元気玉」見せちゃろう希望の光(花火)をみんなの力で☆プロジェクトを立ち上げ,先日3月6日,筆山から夜空に大輪の花を咲かせた。プロジェクトに必要な資金はクラウドファンディングで募ったが,目標金額の130万円に達し,何よりも驚いたのが,地域の皆様からも矢の催促があり、地域で回した奉加帳にも100万円以上が寄せられたということ。地域の大人たちは,今こそ立ち上がろうとしている。
 今後,高知市型共生社会の実現に向けて,地域づくりをどのように目指していくのか,地域で支えあう人々をどう支援していくのか,市長の考えを伺う。

【A.市長】
 昨年1年間,コロナが「第一波」「第二波」「第三波」ときたので,今現在,地域も困惑していると思う。各家庭をまわりながら声がけをしていたのができなくなり,地域の会合もできなかった。
 ご紹介いただいた通り,地域の各小学校では夏祭りを開催しており、コミュニティを繋げていく重要な取組みとなっているが,昨年の夏は全ての夏祭りが中止になった。その中で皆様方,模索をされており,花火の取組も一環であるが,地域でコミュニティが薄くなることを心配しており,今できることをやろうと様々な活動をしていただいているので,そのことに感謝をしている。
 これからは,新しい生活様式と言われる中でコミュニティをどうやって繋ぎとめていくということは重要なテーマであるので,高知市型共生社会という大きなテーマで庁内でも議論をしている。新年度は市長を本部長とし推進本部を設置する予定である。
 高知市は高齢化が進んでおり,コロナの中で孤立化が進んでいるので,防ぐ対策が重要だ。潮江南地区の取組については,私もよく参加をさせていただいているが,皆様と触れ合う機会が去年一年間ほとんどななかったので,ワクチン接種が進む中で,皆様と触れ合う機会を私たちも楽しみにしている。
 様々なコミュニティが切れないことと,一人ひとりが孤立にならない支援を,新年度さらにきめ細かく支援していきたいと考えている。

【甲木良作】
 地域の大人たちが「できない理由ではなく、どうすればできるなかを考えた」と熱く語っていた姿が強く印象に残った。高知市も地域共生社会の取組を、できない理由ではなく、どうすればできるのか考え、実行に移していただきたい。地域の皆様も今後の取組には注目している。