土佐の高知伝統野菜「潮江菜」視察

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 本日は、地元潮江の伝統野菜「潮江菜」を視察。昭和21年南海地震の被害で栽培が途絶えていた「潮江菜」を復活させ、販路拡大に取り組む挑戦をされている熊澤 秀治さんから、「潮江菜」の歴史、牧野富太郎博士、宮尾登美子さん等、自らを牧野野菜へと導いてくれた土佐の先人たちへの強い敬意を胸に、35年間探し求めた「潮江菜」との出会いについて、伺いました。
 昭和33年頃に絶滅したとされる「潮江菜」は、昔から潮江地区を中心に栽培され、お雑煮や汁物の具、漬物として親しまれてきたそうです。(土佐のお雑煮のルーツについても色々と教えていただきました)
 昔の地元紙で、土佐出身、明治時代の政治家板垣退助も潮江菜が好きであったと、意外な結びつきが明らかになったそうです。
 熊澤さんは、地元小学校でも子どもたちに食育を行うなど、子どもたちに伝統野菜を伝えながら、再び食卓にのぼうようにと、販路拡大プロジェクトを進めています。
 私の場合、偶然にも潮江菜を家で食す機会もありましたが、まだまだ技術や農家さんの数も足りず、安定供給ができない課題もあるとのことですので、いちファンとして微力ながら、今後の挑戦を応援させていただきます。
 熊澤さん、本日はお忙しい中ご丁寧に対応していただきありがとうございました。

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