2022年4月から、高校家庭科の授業の中で「資産形成」を扱うことが示されました。
人生100年時代が謳われ、高齢化も進む中、若い人ほど、「長期・分散・積み立て」の投資効果について、正しく理解を深めてもらいたいと願います。生徒の心に響く授業を行うためには、教壇に立つ教師自ら「投資」になじむことが必要です。しかし、この専門店な分野に詳しく、実践している先生は少ないとみられ、資産形成の教育は必要だと感じるものの、授業で消極的な扱いになってしまうのではと危惧しております。
金融庁でも、教育現場の準備をサポートする取り組みの一環として、現場の先生方を対象にした動きもありますが、高知市の教育行政としても、外部人材の活用や、学習会・イベント等を通じて、質の高い授業を展開してもらいたいと願います。
