企業は生き残ることを

 

様々な方から貴重なご意見、ご相談、御要望のメッセージが届いておりまして精査中です。
経験したことのないウイルスとの戦い方が手探りの中、等しく正しい情報をつかむのも難しく、SNSを通じてメッセージを発信する役割は重要です。
私のまわりでも経営者の方からも大変苦しいお声も届いていますが、経営者としては最悪のシナリオを持つべきタイミングに来ていることを肌で感じています。
GW明けに落ち着くポジティブシナリオから、半年〜1年間は売り上げが下がっても事業継続ができるバッドシナリオを想定し、金融機関と交渉を進めていかなければ事業が成り立たないのが現状です。
今現在のテーマは、資金調達をしてまずは生き残ることですが、経済対策として、各府省及び地方公共団体等が実施している補助金助成金等のプロモーションが多すぎて、わかりにくいのは課題として認識しています。
そして、個人への経済対策は収入に応じた対策を行うべきで、全世帯にバラまくのは経済効率的にほとんど価値はないと思っています。
平均という集団が消失している今、誰が困っているのか、誰をサポートしなければならないのか、預貯金が乏しく、日銭商売で回らない業種に対しても、ある程度コストを補填していかなければ失業者は益々増えます。
かつて経験したことのない、長い戦いになりそうですが、自粛と社会活動のバランスを取りながら、現実を考えなければならないフェーズにきています。
私も議員として何ができるのか、何をやるべきなのか、日々皆様からのお声を聴かせていただきながら、今自分ができることに誠心誠意取り組んでまいります。
(写真引用元2020.4.2高知新聞[5])