潮江東地区連合防災会 防災訓練

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今日は、潮江東小学校にて防災訓練を実施致しました。訓練は二班に分かれて
①シート・テント・段ボールベットの設営訓練
②ライフジャケットの学習会→装着実践。着衣水泳、救出訓練等を行いました。
ライフジャケット訓練では、高知県消火栓標識株式会社甲藤 雄司社長から、ライフジャケットが命を100%守ってくれるものではなく、あくまでも助かる可能性を高める道具であり、訓練を通して南海トラフだけではなく、風水害時における考え方や使い方にも役立ててもらえれば、と貴重なお話をいただきました。

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 私からは、先日、中央消防署消防職員から教えていただいた、浮き輪やロープを使った水難事故等の救出方法をレクチャーさせていただきました。

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 まずは、手や棒を使って救助を行うこと。その次に浮き輪等の浮力のあるものを使って救助を行うこと。どうしても自分が救助しなければならない場合は、浮力のあるものを持って救助を行うが、その危険性について、昨年、高知で発生した水難事故は27件。そのうち4割の方が救助者であり、事故でお亡くなりになられた方の約7割が救助者であること。消防署員など訓練を受けたプロでも、何も装備をしていない状態で救出にはいかない。つまり、それぐらい危険であることをお話し致しました。

 

 段ボールやテントの設営訓練では、段ボールベットの組み立てを皆さんで行いましたが、実際に一度組み立てる訓練を行っていないと、スムーズに組み立てることが難しいことを感じました。

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 炊き出し訓練はコロナ禍ですので、個別に分けたお米や蒸し焼きそばを調理し、各々が持ち帰りました。 

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 暑い中、訓練にご参加された地域の皆さん、そして準備から片付けまで行われた役員の皆さん、高知市地域防災推進科の職員、高知南警察署警備課の方々、本当にお疲れ様でした。