西の松下村塾、東の清狂草堂
土佐を脱藩して、竜馬ではなく良作、長州に。
山口県光・下松倫理法人会で講話をさせていただきました。
吉田松陰と久坂玄瑞を引き合わせた幕末の僧「月性(げっしょう)」
吉田松蔭が尊敬する人物でもあり
海防の必要性を説いたことから「海防僧」と呼ばれ優れた詩人でもありました。
「男児志を立てて郷関(きょうかん)を出(い)づ。(中略)人間(じんかん)到(いた)る処(ところ)青山(せいざん)有り」
月性の言葉と
遠く離れていく故郷を見ながら、一人前になるまで高知に帰らないと固く誓った16歳の夏がシンクロしました。
幕末の三藩の特質を
「長州の怜悧、薩摩の重厚、土佐の与太」と表現していましたが、ぼくは与太だけはたっぷりあるが、あまり怜悧でも重厚でもなさそうです。
ご縁をいただきました九内法人レクチャラー、光・下松倫理法人会の皆様に心から感謝。
本当にありがとうございました。
セミナー終了後、旧伊藤博文公邸宅と錦帯橋を見学して高知に帰りました。