本質的な金融教育の必要性

f:id:ryosaku0408:20211002125610j:image

 

農林中金バリューインベストメンツ株式会社(NVIC)常務取締役兼最高投資責任者の奥野一成さんの「人生を豊かにする長期投資セミナー」バフェット流の長期投資を提唱するレジェンド投資家の投資哲学はもちろんですが、奥野さんの人や社会への想いが素晴らしかったです。2020年4月から実施される高等学校の新学習指導要領にて、高等学校家庭科授業で「資産形成」の視点に触れることが示されました。
日銀によると、昨年末で1948兆円に及んだ家計の金融資産が3月末、2000兆円の大台に乗った可能性があるとのこと。1990年度の1000兆円乗せから30年で、個人マネーの規模は2倍になりました。「貯蓄から投資へ」が掛け声倒れに終わった歴史を象徴する憂鬱ともありますが、日本は教育インフラが整っているので、本質的(ちゃんとした)な金融教育が入ってくることによって、特に若い人たちのマインドが少しずつ貯蓄から投資へシフトしていくことを期待しています。